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2015.02.11 石粉粘土で猫
ダイソーで石粉粘土買ってきたので、粘土遊びをしてみた。
粘土なんてものを触るのは実に小学生以来のこと
つうても3Dモデリングで空間把握は少しは身についてることだし、
何よりも子供の頃無かったインターネッツというものがある。
この情報量の差は大きいですよ。

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なんて思ってたらこのザマだよ。

敗因はヘラを買い忘れたこと。
そしてインターネッツを全く活用しなかったこと。

どうも基本は盛って削って整形みたいだ。
それと全部を粘土で形作るのではなく、土台というか芯というか、
そういうものに盛っていくのがいいらしい。

まあ今回は石粉粘土初体験だし、
試験的なものだし、このへんにしておいてやろう。

とりあえずこれが完全に乾いて固まったら、色塗ってUVレジンでコーティングしてみる。
アクセサリーとして実用に耐える強度になればいいな。



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とりあえずUVレジンなるものがどういうものなのか試してみる。
基本的な使い方は
1、型枠にUVレジンを流し込む
2、紫外線を当てるとレジンが固まる(UVランプを使うと早く固まる。日光でも可)
これだけ

型枠は市販しているものを使うのが簡単だが、私は最終的に3Dプリントしたものを型取りしたいと考えているので、
今回はそれを踏まえてテスト

とはいえシリコンを使っての型取りとかなると面倒なので、お手軽な方法を模索

で、使うのは
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武藤商事の型取りくん

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3枚入っている。

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沸騰させたお湯に入れて3分待つ
すると

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グニャグニャになる

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にゃんこの顔をグイグイ押し付けて、固まるまで放置

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かなり精細に型が取れた。

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ここにUVレジンを流し込んで

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UVランプに投入。今回は小さいので5分紫外線を浴びるよ

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5分後にはもう固まってた。

これは簡単で面白い

次は色を塗って作ってみよう。
DMMの3Dプリント。
今回はフルカラーの石膏モデルで見積もりを出したところ、
縦横3センチ、奥行き1センチほどのプリントで1500円ほどだった。
まあ、今の需給を考えるとそんなもんかなー
もう少し安いと気兼ねなく使えるのだが。

前回は虎柄のテクスチャで進めるつもりだったけど、少し手直しした。
mike001.png

三毛猫もかわいい

次は石膏をコーティングするためのUVレジンについて調べよう。

DMMの3Dプリントを試してみたい。
ということでモデリング開始。

以前はメタセコイアを使っていたのですが、最近はBlenderに完全移行。
その決め手となったのがSubdivision Surfaceという機能。
ローポリを疑似的に細分化してハイポリっぽくする機能で、これが非常に強力なツールなのです。

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これが元になるローポリモデル。ここにSubdivision Surfaceを使うと、

wire002.png

先ずはSubdivision Surface1段階目

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2段階目

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3段階目

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4段階目


多分MMDとかのモデルだったら2段階で十分なのかな。
しかし3Dプリントでは表面をきめ細やかにする必要があるので、今回は4段階目まで細分化してみる。
三角面数、約43,000の猫たんの顔です。

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とりあえず、これで見積もり出してみようと思う。








ペーパークラフトを作るにあたって、皆さんはどんな紙を使っているのでしょうか?
私はカッチリした出来上がりが好きなので、そこそこ強度のある厚い紙を使っています。
キャノンのマットフォトペーパー、厚さ0.22mmの紙が今のところベストかな。
でも人型の柔らかい曲線を必要とするものなどは、薄いコピー用紙で作っている方もいるようですね。

今までは特に紙について深く考えなかったのですが、最近素材について思うところがありまして、紙について調べてみました。
いやー紙って種類ものすごいあるんですね。
いろいろありすぎて選ぶのに迷うのですが、ペーパークラフトに合いそうなものをいくつかピックアップしてみました。
で、その紙の製造元である特殊東海製紙様から紙見本が届いたので簡単に雑感などを。

先ずは王道、マーメイド紙 連量110kg 69色
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表面の質感が柔らかく、おもちゃっぽい雰囲気には最適かも。
上記のキャノンのマットフォトペーパーより薄いけど強度はしっかりある感じ。


次、レザック66 連量100kg 50色
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表面は皮っぽい。マーメイド紙より連量が少ない分、薄さが気になる。ペーパークラフトには130kgぐらいがいいかも。


最後、レザック80つむぎ 連量120kg 50色
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表面は木肌っぽい。今回の三種類の中では一番連量が大きい120kgだけあって、かっちりした手触り。
これはペーパークラフトにはいい感触です。
ただエンボスのクセが強いので作るものを選ぶとは思いますが、私的にはぴったりですね。

というのも

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ギターのペパクラにはこれ以上の紙はないのではないでしょうか。

これらの紙は特殊紙と呼ばれていて、普通の文房具店などには常備しているものではないようです。
値段もそこそこするのでダイソーの色画用紙のように気楽に買えるものではないところがネックですね。

でも表面の質感で遊ぶことが出来るので、おもしろいものができるかもしれませんね。
いろいろと試してみたいところです。